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秋色の古民家に珈琲、将棋、冷蔵庫もやってきた。

開催日時

2022.10.16(日)

9:00~11:30頃

古民家再生活性化プロジェクト! ~みんな自分のペースでみんないい~

少しずつ秋も深まり肌寒くなったと思ってたら、日差しが痛いほどの晴天に恵まれた日曜日の古民家ワークショップ、ゆっくりと三々五々に集まってくれた15組34人の親子が参加。
今回のタイトル(珈琲、将棋、冷蔵庫)の通り、何の関連性もないいろんな事がいろんな場所で勝手に始まり出しました。

【10月16日(日)ワークショップ・スケジュール】

9:00~11:30頃

◎大人チーム

  • 《これまで少しずつ残していた大工仕事や工作》
    前回の額縁の仕上げ
    ボロボロ玄関建具の取外し
    床板塗装
    少し残ってる左官壁…

◎子どもチーム

  • 自分だけの宝箱づくり
    自分の宝物って何?子どもたちの宝物を大切にしまえる宝箱を作ります

大人チーム、いろいろ頑張る

開始予定の9時を過ぎても数人だけでまったりと閑談に興じていると、そのうち一組、二組と皆それぞれのペースで参加者が集まってきてくれました。これも無理をしない古民家プロジェクトの特長です。

まずはプロジェクトリーダー天満さんから、
「今回はこれといった決まったミッションはありません。今までのやり残した作業をして完成に近付けようと思います」

前回の額縁の仕上げと取り付け、ボロボロ玄関建具の取外し、床板塗装などなど
大人それぞれが自分でやれそうな作業を見つけながら始まりました。

途中、外で面白そうな大工仕事をしていたら覗きに行ってみたり、額縁取り付け作業をみんなで手伝ったり、子どもが苦戦している工作に助け舟を出したりと、時間を気にせずうろうろと自由気ままに楽しそう。

子どもチームのすごい集中力

子どもチームリーダーの清水さんが準備してくれていたのは「自分だけの宝箱づくり」。
自分だけのっていうのがポイントで
今、自分にとって大事にしまっておきたい宝物は何?から始まるのが面白い。
人それぞれ大事なものが違うから、当然宝箱の形も大きさも変わってくる。

まずは宝箱のスケッチから。あるものは芸術絵画、あるものは正確な立体図面と個性豊か。
そしてすぐに木工作業にとりかかる。
大人チームにはないスピード感と集中力でどんどん進んでいきます。

同時進行で縁側に近い和室では子ども棋士による名人戦が始まってました。
将棋盤と駒はプロジェクトリーダー天満さん宅からの掘り出し物だとか。
小学校でも流行っているのか手つきがさまになっています。

珈琲店オープン

さて縁側では、おなじみのふるまい珈琲「DAY DRIP」がお店を開いてくれました。

今回の開店企画は「自分で珈琲を淹れてみよう」。
好みのコーヒー豆を電動のコーヒーミルで挽き、試したい抽出方法を選んで淹れる。
これだけの手順だけど、ほとんどの人が初めて手にする道具ばかり。
「DAY DRIP」主宰の山本ファミリーに手ほどきを受けつつ美味しいコーヒーの淹れ方に挑戦です。
自分で淹れたコーヒーに満足しながらも他の人のコーヒーと味比べ。
「淹れ方の違いでこんなに違う~」と驚きの声も。

午後の井戸端ミーティング

コーヒータイムでゆったりと過ごした後、
実は今回、午後からはお楽しみの井戸端ミーティングがありました。

テーマは、
この古民家でもっといろんな人に出会って、楽しいこと続けていきたい。
古民家のこと、もっといろんな人に知ってもらって、出会って、好きになって、楽しいこと続けていきたい。

一言でいえば古民家を「まちの居場所」にしたい~ということ。

ミーティングと言っても堅苦しくなく、子どもたちがあちこちで遊んでいる中、井戸端的に語り合いました。
プロジェクトリーダーの天満さんが進行役になって、終始なごやかな雰囲気で上手にみんなの思いを引き出してくれました。

今後の活動に役立ちそうなアイデアもたくさん出てこれからの古民家がますます楽しみになりました。

そんなミーティングの途中に冷蔵庫が届きました!?
かねてからみんなの希望で多かった新しい冷蔵庫。これでいろんな料理や会合(飲み会?)も可能に!!

台所に冷蔵庫設置した後、早速始まったのが梱包資材を利用した玉入れ合戦!
このシーズン、親も子どもたちも疲れ知らずの運動会モードでした。

さて次回は11月20日。午後の部ではトライアルとして新しい試みもある予定。

いろいろと面白いことがありそうな古民家。まだまだ妄想を膨らませながら続いていきます!

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