この建物が建てられたのは、明治の末と考えられます。
その頃は茅葺の屋根でした。
住んでいたのは亀太郎おじいさん。
今より広い土間があり、西原特産のにんじんなどを育てていた農家でした。
立派な納屋には、綿糸を紡ぐ糸車や農具が今でも残されています。
最近まで20 年間ほどは空き家でした。
補強の改修をする前は壁がほぼなく、
この地域に特有の田の字型の畳間があり、お祝事や寄合では広い座敷として使っていました
運営チームが
月に1回ワークショップを開いて
家屋や庭の修繕を手作りで進めています。
当初はすきま風がふき土足でしか上がれないような状況でしたが
2021年5月から毎月(コロナ禍で3か月中断あり)開催してきて、
日中に人が集えるようになりました。
それならばと、
この古民家をたくさんの人に使ってもらおうと
オープンスペース西原古民家「つむぎ つむぐ」として
2023年4月に開放することになりました。
みんなで つくる みんなの 居場所。
一人ひとりが 大家さん。
この古民家を
もっと快適で楽しい居場所にしていきたいと
未来の構想は膨らみ続けています。
ワークショップも永く永く、形を変えながらも続いていけたらと願っています。
例えば毎回参加してくれる小学生が高校生や社会人になって
チームリーダーになっているとか、
まるでサグラダ・ファミリアのように。
そんな「つむぎ つむぐ」の運営を続けるためにも
広く会員を募集しています。
ご賛同いただけましたら宜しくお願いいたします。
真面目に、本気で、
適当に、力いっぱい遊ぶ大人たち。
合言葉は
「大人が面白がってなくて
子どもが楽しいはずがない!」
毎月1回のワークショップで
古民家の改修を続けています。
個性的な木タイルの壁があります。これは耐震工事の時に使わなかった柱材を加工したものです。茶系の色みや配置にもこだわってみんなでデザインしました。
ディスプレイフレームは端材を使ったみんなの手
作りで、中には子どもたちの作品を飾ります。
梅さんの指導でみんなで張った、木の床です。
天然オイルの塗装で仕上げました。
みんなでDIYをした第一号作品で、全部の部屋に貼るのに半年かかりました。
白い壁は全て天然素材の漆喰を塗り込めたものです。コテを使ったり手でそのまま仕上げました。みんなが最も熱中したDIY作業です。
思い思いの仕上がりになってます。
集成材の板を丸ノコで切って、みんなで作った手作りの棚です。このDIYでビス打ち、ダボ打ちをマスターしました。
持ち運びしやすいつくりで、マルシェのイベントではショップカウンターとして大活躍しています。
庭に転がっていた、大量の廃石。耐震工事のときに床下から出てきたものです。
2年間ほったらかしにしていましたが、
一念発起してみんなで移動させました。
ただ並べただけですが、りっぱなくつぬぎ石に大変身しました。
見通しが悪かった生垣を一部取り除きました。木を抜くって重労働。おかげでより開けた印象になりました。
地域のみなさんとも垣根のない関係をつくりたいです。
手洗い場の総仕上げは、天井の塗装。
低い天井を古民家に似つかわしい空に見立てました。
同じ色の壁はマグネットがひっつきます。
授乳室にする予定の小部屋。こじんまりしたスペースはみんなに人気です。
DIY常連のSさん親子がデザインしてくれました。
夏は暑く、冬は寒い古民家。アイスクリームやあったかいお茶などちょっとした調理がしたいというご要望に応え、冷蔵庫とミニキッチンを設置しました。IHコンロもあります。
この建物が建てられたのは、明治の末と考えられます。
その頃は茅葺の屋根でした。
住んでいたのは亀太郎おじいさん。
今より広い土間があり、西原特産のにんじんなどを育てていた農家でした。
立派な納屋には、綿糸を紡ぐ糸車や農具が今でも残されています。
最近まで20 年間ほどは空き家でした。
補強の改修をする前は壁がほぼなく、
この地域に特有の田の字型の畳間があり、お祝事や寄合では広い座敷として使っていました
古民家の改修・維持活動を支えているのは
つむつむファミリーのみなさんからの
年会費です。
この古民家を
もっと快適で楽しい居場所にしていきたいと
未来の構想は膨らみ続けています。
ワークショップも永く永く、形を変えながらも続いていけたらと願っています。
例えば毎回参加してくれる小学生が高校生や社会人になって
チームリーダーになっているとか、
まるでサグラダ・ファミリアのように。
そんな「つむぎ つむぐ」の運営を続けるためにも
広く会員を募集しています。