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四季折々 紫陽花の古民家

開催日時

2022.06.19(日)

9:00~11:00頃

古民家再生活性化プロジェクト! ~一つ目の棚が完成!~

5日前に梅雨入りが発表されたばかりで時々雨の予報でしたが、今回もなんとか持ちこたえ紫陽花が出迎えてくれた古民家ワークショップ、曇り空とはいえ蒸し暑い日曜日に14組32人の親子が参加してくれました。 

【6月19日(日)ワークショップ・スケジュール】

9:00~11:00頃

◎大人チーム

  • 古民家で使う棚づくり
    前回の続き

◎子どもチーム

  • 子どもワークショップ
    梅シロップづくり

地元タウン誌に紹介されました!

朝のミーティングでご報告。
広島の季刊情報誌「grandeひろしま」Vol.37(2022年夏号)に私たちの古民家がとりあげられました!
プロジェクトリーダーの天満さんと私、堀江で取材を受け、古民家再生の経緯からこれまでのワークショップのことなど詳しく紹介、地元愛溢れる記事に仕上げてくれました。
書店はもちろん公式サイトからも購入できるようです。

棚づくりに挑戦!!(続き)

前月の続き棚づくりに挑戦です。
今回は元棟梁の梅さんが参加できなかったため、設計士の谷口さんが指導にあたってくれました。
前回、外枠は完成していたので、今日の作業は中の仕切り板を順番に固定していきます。
おさらいとして谷口さんのお手本から。
板と板の接合にまずはドリルで下穴を開け(いきなりビスを打つと板が割れたり傷つきやすいので面倒だけど必須)、その下穴に沿ってビスを打ち込む。  

板に垂直に押し込むように…シンプルだけど、基本の大切さは全ての仕事の本質。(う~ん、ビス一本でも深い)

さて、みんなで順番に下穴開けとビス打ちを順調にこなしていくと、今日最大の難関が。 しっかり固定するために下から隠すようにして打つ「ビスの斜め打ち」。
一歩間違うとビスが突き出たり、板が割れたりするので要注意!みんな尻込みする中、今回も飄々とやってくれました常連のお父さん。きれいに一発で決めてくれるとみんなも勇気が出たのか次々と挑戦してくれました。 

そして仕上げの「ダボ埋め」。
前回教えてもらった手順を確認し合いながら、手分けをしてさくさくと作業が進みます。
「切ったダボは逆さにして別の穴に」「やすりはこれを使って」と的確な指示があちこちから聞こえてきます。

そしていよいよフィニッシュ、一つ目の棚の完成です!
出来上がった瞬間、みんな思わず拍手、拍手、拍手!!
で、棚を前にして記念撮影パチリッ!
まだ一つ目だけど「お疲れ様でした~」。

梅シロップづくり

保育園が保護者からいただいた大量の梅を古民家にお裾分けしてもらいました。 さてこれをどうするか?
子どもワークショップ担当のめぐみさん、思案の結果「梅シロップに挑戦」となりました! 

子どもたちも集まってきて、初めて見るまだ青っぽく硬い梅の実を前に早速めぐみさんからつくり方を教わります。
まずは梅の実にある黒いヘタ取り。
ヘタの境目につまようじを斜めに突き刺し、クイッと上に持ち上げるときれいにポロッと取れました。うまくいくと楽しくなってきて次々とザルに出来上がりがたまってきます。 そして山盛りのザルを持って庭の外水栓できれいに洗い、しっかりと水を切ります。
その後部屋に持ち帰り、さらに布巾で丁寧に1個ずつ梅の実の水気を拭き取ります。
(保存食にはこの水気取りが大事なポイントらしい)
そして少し乾かした後、保存瓶に梅の実、氷砂糖、梅の実、氷砂糖…と交互に入れていきます。
つくり方はこれだけ、上手にできました。
あとは日の当たらない涼しい部屋でじっくり寝かせます。次回のワークショップでは美味しい梅シロップ(梅ジュース)が味わえる…はず。(めぐみさん談)

遊びの天才たち

子どもたちが集まれば、勝手に盛り上がりはじめます。
余った壁紙を見つけてきて裏一面にみんなでアート、庭ではシャボン玉割り合戦、計算して設計図までひいた木工製作、一年前まで届かなかった鴨居にジャンプ大会…などなど。

無尽の想像力で遊びを見つけて、いたるところで歓声があがってました。

めだかすくい

そしてそして、散会の後にもお楽しみがありました。
プロジェクトリーダー天満さんのお家で飼っている「めだか」のお裾分け。
たくさん繁殖できたみたいで、元気なめだかの学校がたらいの中で運動会してました。

次回は7月10日。二つ目の棚づくりと、うまく出来ていれば梅シロップでかき氷をつくろうと計画しています。
かなり暑くなってきました。水分をしっかり摂って体調を整え、またみんな元気な笑顔で集まりたいですね。

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