Past event

土間掃除と透明障子?

開催日時

2024.04.21(日)

10:00~

古民家再生活性化プロジェクト! ~第34回ワークショップ~

2024/4/21

桜も散って半月ほど。
月の半分は雨模様で
今日も予報は雨でしたが、
みんなが集まる午前中だけ
降るのを堪えてくれました。

そんな中
雨粒をまとった
古民家の庭の緑たち。

いつも最初に出迎えてくれる
さくらんぼの木には
小さな実が仲良く並んでいます。

シンボルツリーの柿の木も
オオデマリや南天の葉も瑞々しく
新しい息吹を感じさせてくれています。

土間掃除

さて
本日最初のミッションは土間掃除。

今は物置状態になっている土間を
きれいにして土を足し
叩いて固める。

そして雨漏りの屋根修理もして
昔ながらの台所に繋がる土間として蘇らせようという
一大プロジェクトです。

まずは、柱や床材として使用した木材の移動です。

大人もこどもたちも総出でお片づけ。

最初は手あたり次第に
掴んだ木材を一人であるいは数人で運んでいましたが
これでは
木材抱えた行きの人と
手ぶらで急いで帰る人が交錯して危ない!
ということで
誰かの「バケツリレーで」という掛け声がかかると
なるほどっ!と、すぐにみんな整然と並んで木材の受け渡しが始まりました。
確かに、これはスムーズ!

この辺のチームワークも見事です。

みなさんの協力で
とりあえず、大物の移動は完了。

ありがとうございました。

透明障子貼り!?

さて、これからは
本日のメインイベント、「透明障子」です。

と言っても何それ?、?、?。

そこでプロジェクトリーダー天満さん
「今回は初めての試みなのでうまくいくかどうかわかりません」との宣言から。

なんでも
去年の9月のワークショップ(詳細はこちら)できれいにした障子の枠が残っていて
それを板の間の部屋と6畳間の部屋の間の建具として改良。

ただ、普通の障子紙だと板の間が暗くなりそう。

そこで思いついたのが、光を通す建具「透明障子」というわけ。

ただ今まで見たことないので
どうやるかは手探り状態。

計画では…

障子紙の代わりに薄い透明のアクリル板にする。

アクリル板には光をデザイン。

光の三原色、赤、緑、青の絵の具を四角いメラミンフォーム(激落ちくん)を使ってスタンプして描画。

最後に
障子枠の片側にデザインされていないただの透明アクリルをボンドで貼りつけ、
反対側にはデザインした透明アクリルを同じように貼りつけて完了!

という筋書きですが うまくいくかどうか…。

アクリル板に光をデザイン

さあ、早速こどもたちに
光を表現してもらいましょう。

…光ってどんな形?…どんな色?

いろんなハテナが大人の頭の中にうずまいてますが
それを横目に
こどもたちのスタンプデザインはどんどん進んでいきます。
さすがです。

そして完成した
光のデザインは乾くまで別の部屋へ運びます。

立ち入り禁止区域で厳重に保管です。

透明アクリルの貼りつけ

光のデザインされたアクリル板を乾燥している間に
もう片方の面に透明アクリル板を枠に沿ってカッターで切り、ボンドで貼りつけていきます。

ここは大人たちの出番です!

アクリル板は余分にないので、間違いのないように慎重に計測。

ミスの許されない状況でカッターをあてる表情は真剣そのもの。

本気の大人たちを見てください!

ドキドキしながらも
見事完成!!

今日はここまで!

お疲れさまでした。

こどもたちの光のデザインアクリル板が乾いたら
もう片面に貼りつけて光を通す建具にします。

次回までにお披露目できるか? 乞うご期待!

月イチワークショップの名称変更!!

ところで
基本、毎月開催してきたこのワークショップですが
古民家をいろんな方が使ってくださるようになり
催しの名称が重なってしまうことも。

そこで、独自の名前を付けましょうということで
みんなで案を出しあって、…決まりました。

命名、

『ゆるまーれ』

沖縄方言で助け合いを意味する「ゆいまーる」が元になってて
このメンバー特有のゆる~い繋がりを大切に
末永くお付き合いできるようにとの思いが込められています。

ということで これからも『ゆるまーれ』を宜しくお願いします!


さてさて
次回は5月19日。

もう、さくらんぼの収穫は終わってるかもですが
庭の木々や草花の成長具合も楽しみです。

土間のお手入れや
庭の畑の苗植えなどやりたいことはいろいろ。

何が出来るか、こちらもお楽しみに!

そして、こちらもよろしく↓
「つむつむファミリー」も絶賛募集中です!
詳しくはこちら

一覧へ戻る