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古民家再生活性化プロジェクト! ~第35回W.Sゆるまーれ~
2024/5/19
平日は天気が続いて
週末になると雨模様になるパターンが続く5月。
今日もぐずついたお天気ですが
近所の小学校ではこの地区の大運動会が順延で開催。
そのせいか
参加者もポツリポツリ。
そんな曇り空の中
時間がきたので朝のミーティングの始まりです。
今日の予定説明は
チームリーダー清水めぐみさんから…。
「ちょうど一年前、
荒れた庭を畑にして、
秋には藍の葉を収穫しました。
それから半年…こんな状況になりました。
この庭を再び畑として復活させて、
藍の苗を育てて
今年も藍染め体験しましょう!」
一年前の庭づくり(2023.05.21)…こちら
藍の収穫と藍染め(2023.10.15)…こちら
確かに庭は雑草だらけ
畑だった痕跡もないわけではないのですが…
畑づくりが初めての参加者もいるので
一年前を思い返しながら、とにかく一緒にやってみよう!!ということに。
まずは草抜き!
畑づくりは草抜きから。
「雑草という名の草はない」by牧野富太郎。
と言われても一つとして知らない草が
庭に生い茂ってます。
雑草(もう雑草と言わせてください)というのは不思議なもので
どこからともなくやってきて
抜いても抜いても毎回新種の雑草も生えてくる
本当にたくましい。
雑草に恨みはありませんが
畑づくりのために
ここは人海戦術で一網打尽です。
雑草も多種多様。
抜くのを躊躇するかわいい花を咲かせていたり
小さな双葉なのに深く長い根っこを持っていたり
どこまでも続くツルを張り巡らしていたりとか。
みんな草に負けじと
ひたすら抜いていきます!
土を耕すと、宝物が出てくる!?
抜いた草を袋に詰め終わると
次は耕作です。
畑づくりは土づくり。
固くなった土をほぐして
空気を土の中にたっぷり含ませます。
耕すことで水が浸透しやすく
根も張りやすくなります。
さぁ、古民家にあった年季の入った道具(鍬、鋤、スコップ)で
耕していきます!
ちょっとした力仕事です。
こどもも大人も
みんなで交替しながら耕していきます。
すると
こどもたちから歓声が聞こえてきました。
土の中から宝物を次々と発見したようです。
ミミズ、蝉の幼虫、こども大好きマルムシ、どこから来たのかカメムシ…などなど。
宝物はすべて虫かごの中に。
(虫かごちゃんと準備してるところがスゴイ、家に持って帰るそうです)
そんな中
庭の中央部で問題勃発!!!!!!!!
子供の手の太さぐらいありそうな
根っこが庭を縦断していました!
どうやら道路側にあるさくらんぼの木の根っこのようです。
こんなところまで伸びるんですね。
しかしこれがあると畝が作れず
畑づくりは完成しません。
スコップで持ち上げノコギリで根っこと格闘。
途中交代しながらなんとか切断に成功!
そしてここからが古民家メンバーのたくましいところ。
チームリーダーの村上あやさんが
これ使えるかも、と根っこの皮を剥いでいきます。
やってみないとわからないけど
藍の葉と同じように
染物に使ってみようと企んでいるようです。
うまくいけば、根っこも土の中からの宝物になるかも。
畑づくり完成!
昨年一度経験したせいか
思ったより早く完成しました。
藍の種植え
さぁ、藍の種植えです。
これも一年前の経験が生き…?
どうだったっけ?と確認しあいながら始まりました(汗)。
こちらもなんとか完成!
ジフィーポットは各自持ち帰って大事に育て
来月のゆるまーれで畑に植え替える予定です。
夏の間、ゆっくりと育て
秋に収穫して藍染め体験!
…と、楽しみがずっと続きますね。
今日はここまで、お疲れさまでした。
「オープンスペース西原古民家つむぎつむぐ」は1周年!
ホームページでも募集をしてきた年会員(つむつむファミリー)も
昨年の6月から始まって丸一年たちました。
たくさんの方が会員になってくれたおかげで
ワークショップの材料や、修繕道具、備品などを
その年会費で賄ってこれました。
本当にありがとうございました。
そしてこれからもずっと続けていくために
来月、収支報告をおこない
次年度の会員募集を行います!
興味のある方はふらっとのぞいてみてください。
初めての方もぜひ!
お待ちしています!
さてさて
次回は6月16日。
藍の苗植えや、透明建具の続きなどを計画中。
午後からはぐうたらタイムも予定していますのでお楽しみに!!
そして、もちろん↓
「つむつむファミリー」も絶賛募集中です!
詳しくはこちら