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古民家再生活性化プロジェクト! ~第39回ゆるまーれ~
2024/9/8
西日本を迷走した台風10号が過ぎ去り、
もう暑い夏にも飽きた9月。
それでも容赦なく猛暑日の予報が出ている中、
今月から10時スタートになった
ゆるまーれに
ゆるりゆるりとみんな集まってきてくれました。
◆今回のご案内メール
プロジェクトリーダー天満さんから
事前に届いたご案内メールです。
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『今年は藍が不調で、残念ながら育ちませんでした。
そこで、庭や近所の畑にある「柿の葉」「琵琶の葉」「さくらんぼの葉」で、いろいろな色の染め物にチャレンジしようと思います。
身近な植物ですが、本格的に触媒を使い、色味を出すのだそうです。
こんな楽しそうな企画、直前まで黙っていてすみません・・・。
染料から作ることになりますので、染料づくりから染織までを、9月、10月の2回に分けて行います。
今回は、その①〜染料づくり。
葉っぱを刈って乾燥させます。
持参品
・汚れても良い服
・タオル
・軍手
タイムスケジュール
10:00 集合
染料づくり(葉っぱの刈り込み)
12:00 終了予定
この度の参加料は無料です。
10月は材料費を若干いただく予定です。
☆次回予告
40th ゆるま〜れ!「秋の染め物 〜その② 染織体験〜」
10月20日(日)
10:00〜12:00
どうぞ、ご参加をお待ちしております。』
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二か月かけて遊ぶ染め物体験!
今回も楽しそうです!
◆葉の収穫から
古民家の行動指針、
「何もないところから、手近にあるものでやってみよう!」
ということで
まずは葉っぱの収穫から。
古民家で最初に出迎えてくれるのは
さくらんぼの木。
今年も3月には薄桃色の満開の花をみせてくれた木も
今は葉が生い茂ってます。
それを
高枝切りばさみでザクザク刈り取っていきます。
途中
葉の裏にみのむしの抜け殻を発見したり
もう面倒だと木に登って採りだす子もいたり。
収穫した葉っぱを手に乗せ
鼻に近づけると
「桜餅のにおいがする~」
おぉー、今日の大発見!です
次は庭に移動して
何十年も古民家を見守ってくれている
二本の柿の木。
きれいに剪定してから半年、
こちらも
たくましく新しい葉が生い茂っています。
柿の木の枝って
同じくらいの太さでも
さくらんぼに比べてけっこう硬い。
切るのに力が要るようです。
みんな歯を食いしばって
二人がかりになって挑んでいます。
葉っぱを匂ってみると…
「ん~、普通。」
これも今日の発見です。
◆葉っぱを細かく切る
事前に他の庭で収穫していた枇杷(ビワ)の葉も合わせて
草木染めの元となる葉っぱの収穫は完了。
次は、これらの葉っぱを細かく切り刻みます。
ハサミを使ったり、手でちぎったり。
おしゃべりしながら、あちこちから静かな笑い声が。
こんな手作業、みんなけっこう好きなんですよね。
こどもたちは
真剣な表情で黙々と
小さな手で器用に切り刻んでます。
さすがにみんなでやれば
作業は早い!
思ったより早く草木染の材料がそろいました!
それでは、それぞれの葉っぱの重さを計りましょう。
枇杷の葉=570g
柿の葉=860g
さくらんぼの葉=520g
これが、ちぎりたての葉っぱの重さ。
このまま縁側に放置して乾燥させます。
で、一か月後、
次回ゆるまーれで再度重さを計ってみましょう。
どうなってるでしょうか?
◆枇杷の差し入れ!!
みんな一息ついたところで
うれしいサプライズが!!
枇杷の葉をいただいたご近所の家から
穫れたての枇杷の実の差し入れ!
おすそ分けに、と持ってきてくれました。
庭越しに縁側が見えて
あ、みんないるって
すっと入ってきて差し入れしてくれる
これも古民家のいいところですね。
ちょうど小腹もすいたお昼時、
みんなでお礼を言って
ありがたくいただきました。
さて
次回は10月20日、
毎日、暑い暑いと言っていたと思ったら
今年もあと二か月ちょっと、て時なんですね。
ワークショップの内容は
草木染めの後編、染色体験です!
今年収穫した葉っぱでどんな色に仕上がるのか?
ワクワクしますね。
それでは来月、また元気にお会いしましょう!
体験料が少しかかりそうですが
初めての方もぜひ来てね。